税金

住民税の仕組みを知らないと人生崩壊するかも・・・


住民税ってどんな税金かご存知ですか?


よくわからないけど、何となく払っている人も多いはず。
特に会社員であれば、給料から引かれるため、住民税取られているなーくらいな認識ですよね。(現に私はそうでした)



普段は気にしないと思いますが、税金で泣きを見た人は、星の数ほどいます
実際に、税務職員として従事した数年間でさえ、税金によって、人生が狂った人間を山ほど見てきました。


読者の皆様が、そういった思いをしないよう、元税務職員の私が、住民税について解説致します。


最初は住民税の簡単な仕組みをお話し、後半から知らないと人生崩壊!?のお得情報をご説明します。


専門知識が出てくると億劫だと思いますので、分かりやすく重要な部分のみ厳選しました!
是非最後までお付き合いください。






簡単にわかる住民税の仕組み



住民税は1月1日~12月31日までの所得に対して課税されます。


例えば、1-3月アルバイト月10万円、4月から正社員で月給20万円の場合
年間所得→アルバイト30万円+正社員180万円=210万円


所得税とは違い、支払いは”翌年”の6月以降です。
※一番重要な部分なので、ここだけでも覚えて帰ってください。


会社員であれば、1年間の住民税は給料から12回に分けて徴収。
(6月~翌年5月にかけて)


自営業であれば年4回にわけて自分で支払います。
支払期限は6月、8月、10月、翌年1月 全て月末
年1回払いも可能。(※1回払いでも総額は変わりません)


複数収入がある人(年金+給与+自営など)は、会社からの天引きと、自分で払う併徴という形もあります。
※そういう人がいるんだー、へー、くらいの認識で大丈夫です。



会社を退職した場合は、自分で納付する形に切り替わります。(自宅に納付書が届きます)


転職した場合、前勤務先を退職した際に貰った納付書を、新勤務先にもっていくことで、再度給与から住民税をひくことが可能です。(支払い期限すぎたものは無効)


引っ越しをした場合はどうなるの?


税務課に配属されていた時によくあった質問です。


答えは、1月1日に住民票の登録があった場所で課税される。
これではいかにも役所的な解答にですよね笑


わかりやすく言うと、
「1年分の住民税は、その年の1月1日に住んでいた場所に払えばいい」です。


具体例

2018年3月(平成30年)に神奈川県横浜市から宮城県仙台市に引っ越しをした。
※横浜市には2018年より前から在住。


2018年(平成30年)度の住民税は全て横浜市に支払います。

転居に伴う、納付先の変更はありません。


2019年(平成31年)度の住民税は2019年1月1日に住んでいた場所で課税されるので、この場合は仙台市に支払うことになります。


※引っ越しに伴う住民税の手続きはありません。
(住民票の異動届け=引っ越しました届けだけで大丈夫)

延滞金の利率


少し話は変わりますが、税金を滞納した場合のお話です。


本来の支払期限から1日過ぎた段階で延滞金が発生します。
(消費者金融の利息に当たるものだと思ってください)


最初の1か月は年利2.6% 1か月以降は年利8.9%です。
余談ですが、以前は14.6%という高金利でした。

※1,000円未満は切り捨て。


また民間の債務(消費者金融)は、利息優先ですが、税金は元本優先です。


同じ金額を借金(滞納)し、毎月一定額返す場合は、税金の方が総支払額は安くなります。


人生を狂わせる住民税の罠とは・・・


先ほども、デカデカと赤字で書きましたが、言いたいことはただ一つです。
これさえ守れば、住民税で人生狂うことはまずないはず。


”住民税は翌年に課税されるから、そこを考慮してお金を使いなさい”


特に、退職と土地の売却に関しては要注意です。


退職し、一定期間無職になれば、税金はかからないと思ったら大間違い。
昨年所得があれば、今無職でも住民税はかかります。


多くの方が勘違いしている点です。
何も考えずにお金を使い、住民税の請求が来た段階では無一文で払えなかった・・・というのは何度も見てきました。


また、土地を売った際に売却益が出た場合も注意が必要です。
高く売れてラッキーと思った、翌年に高額の住民税が必ず来ます。
100万円以上請求がくるのも珍しくありません


そういった不測の事態を招かないためにも、住民税は翌年かかるということだけは覚えてください。


覚えていれば、いくらかかるかは調べればだいたい出てきますので、対策がたてられるかと思います。


自分の人生を守るためにも、税金の知識は最低限つけておきましょう。